PCを使えない人、というのも最近ではずいぶん少なくなりました。PCの技術を応用したオンラインサービスが巷にはあふれ、テレビで流れるCMも最近はやたら「こちらを検索」というメッセージが増えていますよね。それだけPC人口が増え、携帯・モバイルの利用者も含めてインターネットのアクセスが一般化したことを示しています。
PCはいまや、お年寄りから子供までが扱える日常ツールになってしまいました。携帯電話のようなものも、実際の通話よりメールやネット検索に使う人の方が多いのではないでしょうか。銀行などのキャッシュサービスもすっかりATMが主流です。あれだって基本はPCの技術ですからね。現代社会は間違いなく「PCが扱えない人」「扱える人」の二つに分かれ、扱えない人は実に多くの恩恵からスポイルされてしまっているのです。
PCの技術は多くの家電製品にも応用されています。最も手軽なところではポットや炊飯器、それに電子レンジだってマイコンを組み込んでいますし、最近増えているネット家電ではオンライン操作が可能なものもあり、ますます便利になっています。ただこれらの製品を使いこなすには、やはりPCのスキルがあった方が扱いも簡単になるわけです。政府が熱心に推進していた地デジ対応テレビなど、PCの扱いに長けた人でなければリモコンも満足に触れないようになっていますものね。
PCがまったく扱えない人は、文明の利器「ハードディスクレコーダー」もおそらく使えないのではないでしょうか。フォルダとデータの関係・概念がわかっていなければ映像データファイルの扱いは難しいと思います。せっかく録画した番組を、うっかり消去してしまうという事故も、PCに習熟した人なら少ないはずです。デジタルテレビのリモコンでも、ほとんどのものがPCの階層構造を基本にしたメニュー構成になっています。
PCがまだDOS・Vだった頃は、よほど機械に詳しい人でなければコンピュータを扱うことなど不可能でした。Windowsが出た当初でも、多くの人がキーボードアレルギーだったはずで、銀行のATMも満足に操作出来ないという人が多かったのです。それがいつの間にか、一家に一台どころでなく、一人に一台というほどPCが普及してしまったのですから驚きです。まさに「パーソナルコンピュータ」の面目躍如です。